2005-11-26

般若心経


般若心経       一巻

紙本墨書 縦26.0 横42.2
奈良後期(8世紀) 長保寺蔵


般 若心経とは、般若経典群の精髄を説いた経典である。本品は褐麻紙に書かれており、淡墨で界線をめぐらしている。慈覚大師(円仁)筆という伝承があるが、 「隅寺心経」と呼ばれる奈良・海竜王寺で奈良時代後期初めに書写された一連の般若心経(弘法大師筆という伝承も存在する)である可能性が強い。本文中に二 箇所三文字について切貼の修正が施されているが、これは書写時期をそう降らない時期のものであろう。
なお、表紙や見返しの装飾・本紙裏打ちなどは江戸時代に行われたものである。宝物目録などによれば、貞享2年(1685)に、和歌山の林道拙なる人物が、長保寺に寄進したということである。

詳しくはこちら 長保寺蔵の経典のページにリンクします




一連の日本最古の般若心経のうちの一つです
だいたい天平時代8世紀中頃のもので、「隅寺心経」より古い般若心経は日本にはありません
というか、日本以外にもありません

般若心経はお釈迦様が霊鷲山(りょうじゅせん)でお説きになりました
密教では仏菩薩だけでなく神様にもこのお経を読んで祈願します

神仏通用して使うお経ですね


画像をクリックしたら拡大して表示されます
神韻とした天平の息吹が感じられるでしょうか


♪文化財シリーズもやろうかと思います♪

↓応援お願いしまーす  クリックしてね↓
精神世界ランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿

この投稿へのリンク:

リンクを作成

<< ホーム