拝み屋7 創意工夫・共感・理想
読売新聞 1月31日 こころのページ
東京大大学院教授 島薗進先生の講演より引用
人々は競争社会にもまれて孤独感を深め、幸福の糧をスビリチュアりティに求め始めているが、気掛かりな面もあるという。
若者の多くが「死んでも生き返ることができると思っているというアンケート結果もある。スピリチュアリティに危うさを感じる」という意見に、島薗氏は「賛成だ」とうなずいた。
スピリチュアリティは寛容か排他的かという質問には、「排他的な宗教とは違い、寛容で押し付けないのがいいという声もあるが、周りに無関心で距離をとっている可能性もある。それは排他性だ」と指摘。
近代科学の行き詰まりで宗教的なものに回帰したのは全世界的な動きだが、先進国がスピリチュアリティに向かったのに対し、途上国では原理主義が勢いを増した。
かつて近代化策を進める争いだっだが、西欧中心主義が壊れ、諸文明は新たな共同意識をつくらねばならなくなった。そこに宗教が深くかかわっている
死んでも生き返ることができると思っている
輪廻転生という考え方、あるいは、来世がある、という信仰
これが、現在の「生命」の価値の軽視、生きる苦しみからの安易な逃避としての自殺と関係しているという指摘
反論もあろうとは思いますが、勘違いする人はいくらもいるわけで、たしか仏典でも、お釈迦様が極楽のことを説いたら沢山の坊さんが自殺した、なんてことも書いてありますから、無視することもできないですよ
僕もいろんな霊に出会いましたが、どうも、死んだらホントはどうなるのかってのは、やはりよく分かりませんね
それが、だからね、死んだらそれなりの来世があって、この世と語り合ったりして、というのは三途の川の向こうの話であって、向こうには向こうの都合があるんだろうけど、だからといって、こっち側になんの値打ちもないってことでもないでしょう
だから、僕は、あっちに行っても、こっちにいても、今自分に出来ることをするだけのことなんだから、粛々と覚悟を決めて、目の前の事を、死んでても生きてても同じ価値観でする、ってところに落ち着くんじゃないかと考えてます
つまり、慈悲ですけど
排他的な宗教とほ違い、寛容で押し付けないのがいいという声もあるが、周りに無関心で距離をとっている可能性もある。
これが、やっかいなところでね
コスモロジーとしての宗教は、つまり、価値観の囲い込みをするんですよ、あれはダメ、これをしろ、とね
でもって、個人の感覚・感性を大事にするってことになると、自分の心の中に閉じこもって似たような感情の者とだけ仲間になる傾向がある
つまり、コスモロジーは排他的、感覚も排他的になるってことで、出口無しになるんです
宗教も、スピリチュアルも「共同体意識の構築」との接点が脆いんですよ
諸文明は新たな共同意識をつくらねばならなくなった。そこに宗教が深くかかわっている
まあ、我々からすれば、原理主義などごめんだけれど、模索中と言っておこうってことですね
ただ、島薗進先生も指摘してるけど「共同意識」ですね、僕は「地球規模の共同体意識」と言ってますが、これが必要だと
今日的にはそこまでは、わかってるわけです
で、どないしますの?
僕は、答えがありますよ
忘己利他、です
「慈愛の心」「慈愛の感触」です
簡単なことなんですけどね
で、ついでだから、僕なりの答えを書いときますが
自由--->創意工夫 Make the originality
と言い換える
つまり、勝手気ままじゃなくて、問題解決を自由な発想でするという意味に限定して、価値があることとする
愛--->慈悲--->共感 Think of the partner
まあ、性愛ではないし、慈愛ともいうけど、ここは慈悲で間に合いますから
英語なら True Love ですけどね
もっとわかりやすく言えば、相手の立場になって考える共感でしょうね
欲望--->志--->理想 Believe the dream
こころざし、ですよ、これは大事ってことで、睡眠欲・食欲・性欲は制御する、二段構えで考える
富と名誉を、志を持って追求すべし、だね
まあ、理想がこなれた言い方だし、目標じゃありきたりですから
理想もいろいろだけど、「夢を信じる」って意味ですね
死--->幕間 The life intermission
どうも、迫力ないけど
今の芝居と次の芝居の幕間
一芝居終わらせないと、次の芝居は始まらない
登場人物が一通り台詞を言わないと次に行けない
時間をかける必要がある
来るべき時を待つってことでどうでしょう
創意工夫・共感・理想、ですね、普遍的な価値観として
Make the originality
Think of the partner
Believe the dream
サマワの自衛隊は義理・人情・浪花節だったそうですけど、こんなもんでしょう
そこそこ力のある拝み屋さんにお願いします
金の持ち逃げなんか狙わないで、一度の人生、綺麗な花を咲かせてみませんか
ラベル: 拝み屋
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