主義
ある会合で、質問されたました
それが、初対面の人ばかりの集まりで、まあ、僕の言い方の癖など理解してもらってないでしょうから、クダクダと長い話をしました
いつもはそんなにしゃべりません
感触を大事に、というのがモットーですので、言葉はどうも信用できないからです
で、その質問
こんな意味のことを、白いスーツの、ハッと目立つような綺麗な女性から言われました
よくあるパターンの考え方でして、ちょっと退屈でしたが、時間をいただいてお話しました
どだい、僕など宗教界を代表してご案内をするようなエライ存在などではありません
場をぶち壊してもいけないと思い、遠慮しながら話したので、うまく説明できませんでした
で、言いたかったことを下に書きます
>宗教は嫌いだ
宗教を好きでも嫌いでも、どーでもいいです
>社会主義が世の中を良くしてきた
賛成
そして、自由主義が社会を良くしてきた 賛成
資本主義が社会を良くしてきた 賛成
共産主義が社会を良くしてきた 賛成
全体主義が社会を良くしてきた 賛成
なおかつ、社会主義にも欠点がある
自由主義にも欠点がある
資本主義にも欠点がある
共産主義にも欠点がある
全体主義にも欠点がある
これは、別段議論でもなんでもないんで
ついでに言えば、主義と名のつくものは、たぶん僕はついていけないでしょう
僕はアバウトですから
>なぜ、宗教はもっと社会的な活動をしないのか?
>もっと活動するべきだ
これは、ちょっとね、考え方を深めてもらいたい部分でした
皮相的、形式的な理解を一般化していて、まともな話になりそうもないからです
先ず「宗教は」という設問のしかた
なんと言うか、ヌルイ
そんなもん、紙に書かれた文字にしかすぎません
趣味でイデオロギー論争をするなら勝手にしたらいいけど、プロトコルですよね、言葉の定義から念入りにしないと、しりとり合戦のような、空虚な話になりますよ
これが、好きな人が多いのよ
僕的には、メンドイ、ダルイ、退屈、どーでもいい
それでですね、「信仰」
「信仰」は、各自の胸の中にあるのです
信仰や祈り、それは、自分と神なり仏なりの神聖な「なにか」に対する個人的な問題です
てっとり早く言えば、勝手にしたらいいし、愛想のある言い方をすれば、各人の生き様にまかされている
語り合うなら、それを語ろうよ
>なぜ、もっと社会的な活動をしないのか?
これですね、人間のコミュニケーションを、どの程度の範囲で感じてるかということですね
たとえば、なにか、アッピールする
それを、「言葉」でする
でも、ホントのコミュニケーションは、もっと深い所でしてる
坊さんという存在は、もっと深い所に根を張って活動してるんです
言葉より深い、心、で繋がって、コミュニケーションしようとしてるんです
たとえば、葬式行って、坊さんがお経を読んでる
なにを言ってるかわからない
「意味を説明して欲しい」と質問する
その時の答えは、だいたい決まってるんです
「説明するともっとわからなくなる」
ふざけてるんじゃありません
言葉の意味よりもっと深いコミュニケーションがあるから、そういう答えになるんです
まあ、本当に知りたければ、自分で本でも買って読めばいいです
冗談抜きで、これで何百年もやってきたんです
社会活動をする坊さんも多いけど、それは、各個状況に対処せよ、だよ
向いてることを、出来る範囲でしたらいいんじゃないの
実際、いろいろしてるよ
>もっと活動するべきだ
これって、どういう世界観で出てくる質問か、はたと考えましたよ
で、適当にはぐらかしました
僕らがしたいと思ってるのは、言葉よりもっと奥の、心のコミュニケーションなのですよ
社会改良とか、改革、不正追及、奉仕活動、慈善事業、なんでもいいけど、べつだん、坊さんだけの問題じゃないからね
人間であるかぎり、関心を持たなければならないことじゃないの
みんなで、取り組みましょうよ
としか言えない
それが、初対面の人ばかりの集まりで、まあ、僕の言い方の癖など理解してもらってないでしょうから、クダクダと長い話をしました
いつもはそんなにしゃべりません
感触を大事に、というのがモットーですので、言葉はどうも信用できないからです
で、その質問
宗教はきらいだ
社会主義が世の中を良くしてきた
なぜ、宗教はもっと社会的な活動をしないのか?
もっと活動するべきだ
こんな意味のことを、白いスーツの、ハッと目立つような綺麗な女性から言われました
よくあるパターンの考え方でして、ちょっと退屈でしたが、時間をいただいてお話しました
どだい、僕など宗教界を代表してご案内をするようなエライ存在などではありません
場をぶち壊してもいけないと思い、遠慮しながら話したので、うまく説明できませんでした
で、言いたかったことを下に書きます
>宗教は嫌いだ
宗教を好きでも嫌いでも、どーでもいいです
>社会主義が世の中を良くしてきた
賛成
そして、自由主義が社会を良くしてきた 賛成
資本主義が社会を良くしてきた 賛成
共産主義が社会を良くしてきた 賛成
全体主義が社会を良くしてきた 賛成
なおかつ、社会主義にも欠点がある
自由主義にも欠点がある
資本主義にも欠点がある
共産主義にも欠点がある
全体主義にも欠点がある
これは、別段議論でもなんでもないんで
ついでに言えば、主義と名のつくものは、たぶん僕はついていけないでしょう
僕はアバウトですから
>なぜ、宗教はもっと社会的な活動をしないのか?
>もっと活動するべきだ
これは、ちょっとね、考え方を深めてもらいたい部分でした
皮相的、形式的な理解を一般化していて、まともな話になりそうもないからです
先ず「宗教は」という設問のしかた
なんと言うか、ヌルイ
そんなもん、紙に書かれた文字にしかすぎません
趣味でイデオロギー論争をするなら勝手にしたらいいけど、プロトコルですよね、言葉の定義から念入りにしないと、しりとり合戦のような、空虚な話になりますよ
これが、好きな人が多いのよ
僕的には、メンドイ、ダルイ、退屈、どーでもいい
それでですね、「信仰」
「信仰」は、各自の胸の中にあるのです
信仰や祈り、それは、自分と神なり仏なりの神聖な「なにか」に対する個人的な問題です
てっとり早く言えば、勝手にしたらいいし、愛想のある言い方をすれば、各人の生き様にまかされている
語り合うなら、それを語ろうよ
>なぜ、もっと社会的な活動をしないのか?
これですね、人間のコミュニケーションを、どの程度の範囲で感じてるかということですね
たとえば、なにか、アッピールする
それを、「言葉」でする
でも、ホントのコミュニケーションは、もっと深い所でしてる
坊さんという存在は、もっと深い所に根を張って活動してるんです
言葉より深い、心、で繋がって、コミュニケーションしようとしてるんです
たとえば、葬式行って、坊さんがお経を読んでる
なにを言ってるかわからない
「意味を説明して欲しい」と質問する
その時の答えは、だいたい決まってるんです
「説明するともっとわからなくなる」
ふざけてるんじゃありません
言葉の意味よりもっと深いコミュニケーションがあるから、そういう答えになるんです
まあ、本当に知りたければ、自分で本でも買って読めばいいです
冗談抜きで、これで何百年もやってきたんです
社会活動をする坊さんも多いけど、それは、各個状況に対処せよ、だよ
向いてることを、出来る範囲でしたらいいんじゃないの
実際、いろいろしてるよ
>もっと活動するべきだ
これって、どういう世界観で出てくる質問か、はたと考えましたよ
で、適当にはぐらかしました
僕らがしたいと思ってるのは、言葉よりもっと奥の、心のコミュニケーションなのですよ
社会改良とか、改革、不正追及、奉仕活動、慈善事業、なんでもいいけど、べつだん、坊さんだけの問題じゃないからね
人間であるかぎり、関心を持たなければならないことじゃないの
みんなで、取り組みましょうよ
としか言えない
ラベル: Quantum Sense