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銅製鎰 一点
長５．３ 高２．５
江戸中期
徳川宗直が長保寺に奉納したと伝えられる、銅製の鎰である。現在のダイヤルロックとほぼ同様の構造をしており、本体両端の記号と五輪の回転部の記号を合わせることによって、開閉するものである。記号は全て異なり、全部で２６種類ある。漆小箱に収納される。
和歌山県立博物館「八代将軍吉宗と紀州徳川家」より
