今日は、お釈迦様の涅槃の日です
涅槃には、二種類あります「有余涅槃 うよねはん」と「無余涅槃 むよねはん」です
肉体を持っている状態で悟りを開くと、余すところがあって、まだ完ぺきな状態でないということになって「有余涅槃」だということになります
肉体を捨てる(つまり死んで灰になる)と「無余涅槃」で、余すところなく、悟りの状態だと
肉体があるうちは、生きることにまつわる煩悩から完全に解放されないと考えるからです
肉体を捨てる(つまり死んで灰になる)と「無余涅槃」で、余すところなく、悟りの状態だと
肉体があるうちは、生きることにまつわる煩悩から完全に解放されないと考えるからです
死後の世界と考えることも出来ますが、仏教では、煩悩が完全に消滅した世界を「涅槃」と考えています
普通に死んだら、煩悩に束縛された死後の世界があるのであって、「涅槃」ではありません
煩悩に束縛されている間は、輪廻転生を続けると考えられています
やり残したことがあって、また生まれてきたいと思える間は、大丈夫です、生まれ変わってきますから
それが、苦痛に感じるようになってくる、というのが仏教の教えです
娑婆世界は、我々の脳が作り出す世界です
各個人別々で、衝突や誤解が避けられません
各個人別々で、衝突や誤解が避けられません
感じる前の世界が涅槃の世界です
お釈迦様は、クシナガラで涅槃に入られました
今では、インドの人達の憩いの場になっています