死について
生死を越えたものがある
死んだらどうなるか。
全くの無になるのか、何かがあるのか。
宗教の名において様々な神話が語られてきた。宗教の種類の数だけ死語の物語の種類がある。
最近は、臨死体験といって、死から帰ってきたという話もある。
しかし、帰ってきたのだから死んではいない。帰ってこないから死なのである。死後のことがはっきりとわかることは決してない。
ところで、明日、世界がどうなるか、絶対確実にはわからない。単調で平凡な日常が続くのか、突発的な何かが起きるのか。
10年後20年後となると、もっとわからない。最も重要な問題、死んだらどうなるか、これが一番わからない。
ただ、今こうして、なにもわからず生きていても、生死を越えた存在を感じることができる
我執があるから、生きたり死んだりする
我執がなければ、死ぬことは無い