先日、とある新興宗教の人達が来て、うちの本堂で「世界平和の祈り」をあげさてくれという
なんでも、上からの指示で、ある決められた日程の間にしたいのだそうだ
某有名寺院の名をあげて、去年はあそこ、その前はどこそこ、と各地でやっているらしい
でかい寺でチヤホヤするから、調子にのるんだョ
なんで、うちに来るんだよ
自分のところで祈れば済む話だろ
「世界平和の祈り」そのものは反論するところが無いもんね
まあ、いろいろ団体によって言い方は違うみたいだが
で
「うちの寺を利用して、ご自分達の宗教の宣伝をしたい、という理解でよろしいんですね?」
と、丁寧にお尋ねしました
おとなですから
新興宗教の信者さん達、黙ってました
正直だね
新興宗教と言っても、ピンからキリまであるのですが、
教祖様に対する極度の崇拝
貧病争といった日常生活の問題に対して、信仰が直接的解決になるという、過度の刷り込み
自分の宗教を無遠慮に広めようとする、自己中的信念
など
無気力な伝統宗教に無い、さまざまな共通した特徴があります
まあ、好き嫌いはあるでしょうが
来年は、「あのお寺でも祈らせてもらいました」と、どこかの寺でお話しになるであろうと思うと、アホらしくなりますな