国家の目標

日本がかつての日本と比べて、衰退が始まっているのは事実です。その衰退の根源の原因はたったひとつだけだと考えています。この国には目標がないんです。

日本は王道でいく。中国は覇道の国・・・それでしか日本は中国に対抗できません。

武士道に反する核武装には賛成できません。・・・しかし、核武装を議論する

メタンハイドレート・・・日本は資源大国

やはり、今、日本という国は転機を迎えているのでしょう
いろんな方が、国を憂えて発言してらっしゃいます
行き着くところ、結局、日本はなにをしたいのか?
けじめの無い、なにを考えているのかわからない、利権だけで動く国、なのか?

目標を定めて、それを達成する、という方法論が一般的でしょうが、ちょっと視点を変えて

神道、仏道、武士道、柔道、剣道、茶道、華道・・・そして
王道

王道を進むこと、これを目標にしてもいいかもしれないと、ふと思う

江戸末期までは、国際社会を無視していてもよかったけれど、明治維新から以後、必然的に富国強兵を目指し、大東亜戦争に負けてからは、経済大国が国家の目標になった
もう、追いつけ追い越せで、手本にする国は無い

で、これからの多極世界をどう生きるのか?
スパルタに征服されたギリシャになるのか?

経済大国であり続けてほしい
民主主義は譲れない
平和国家でもありたい
同時に、尊敬される国でなければならない

つまり、王道を進む国

美しい国、品格のある国、強く明るい国、など言い方や強調する所は違うが、「経済的繁栄と民主主義を高度に達成した平和国家」であることに異論はなかろう

核武装はね、防衛協会でもよく議論しますよ
当然、技術的には可能だから、どのように核武装するか、という手順の検討をする人はいます

ただですね、本当に核戦争になった場合、
アメリカ、中国、ロシア、インド、あとブラジルは国土が広いから、逃げも隠れもできるかもしれないけど、日本は無理です
広島型程度の原爆は今時、ごくごく小さい部類です
何十倍という破壊力の弾頭が当たり前なのです

「一矢報いる」ことが、どの程度の核戦力なのか、冷静に考えるしかありません
核戦争になったらどうなるかは、頭の上に2発も原爆を落とされた国でなければわからないよ

メタンハイドレートは、当然極めて重要な資源なのですが、いかんせん、まだまだ、取っ掛かりの段階です
国家を傾けてのめり込む所まで来ていません
潰そうとする勢力があるというのですが、潰そうと思えば潰せる程度のスケールなら、元々たいしたことはないのです
生きているうちに、外国に輸出する姿を見たいとは思いますけど