現在の庶民の花見の風習は、吉宗が隅田川堤(向島)や飛鳥山(王子)、御殿山(品川)などに桜を植えさせ、花見客用の飲食店まで造らせ、花見を奨励したのが始まりです。
平成20年 北区飛鳥山博物館 開館10周年記念特別展図録
享保5年に江戸の飛鳥山に、吉宗が桜の植樹をさせた記録が残されています御場御用一件 坤 18世紀後期 国立公文書館所蔵
飛鳥山では吉宗自身が大規模な花見の酒宴を催し、石碑も建立しています
ふるさとの長保寺の桜を偲んで植えさせたのかもしれませんね。
和歌山特報 平成10年3月21日 「吉宗ざくら」の記事
長保寺 吉宗桜