判断の基準


自民党が発表した政策です
これが、「経済危機対策」なのか「バラマキ」なのか

これから選挙になりますから、一応の関心は集めるでしょう
まあ、争点になるかどうかはわかりません
ローカルにはローカルの事情があって、まともな言い分だけが評価されるわけでもありませんから

個人的な評価をしますと、株価が世界に先駆て回復の兆しをみせていますし、経済運営は比較的うまくいっているのではないかと思われます
あまりにグチャグチャになったしがらみの中で、よくやっているのではないでしょうか
もちろん、この先どうなるかわかりませんが、世の中を明るくしようという意図が感じられます
ただし、過去の利権政治の土台の上で実施される政策ですから、昔ながらの金権は温存され、無駄遣いもまかり通るのでしょう
それでも、世界経済が猛烈なリセッションにみまわれているのですから、すべての理想を求めても無理です

どう判断しますかね
生活に直結しますからね

ありきたりの結論ですがそれを決めるのは、神でも仏でもなく、自分だということですよ

その連続が人生です
判断の基準は、自分の中にあるのです

でまあ、僕的には、自分を信じるしかない、と、結構つらい結論なのです
「だいじょうぶか、自分・・・」

その不安や孤独が、宗教を生みだしたり、妄想にすがったり、絶望したり、いわば、悪あがきをさせるのです
それがまた、悪あがきと言って笑っている場合じゃなくて、悪あがきだろうがなんだろうが、やっていくしかありません

選挙の日は迫っております

それで、虚心坦懐、当面の利害得失を捨て、冷静に現実を観察する必要がある、というのが仏教の教訓ではないでしょうか

「リアリスティック」と「インテリジェンス」、ですかねぇ

たいていのことは、解決の糸口が見つかるんじゃないでしょうか