今、仏像はどのように作られているか

あなたの知らない話です

先ず、これは原木です
すべてケヤキです
日本では、数に限りがあり、たいへん手に入りにくくなっていますが、中国ではご覧のとおりいくらでもあるようです

これを、削って仏像を作るのですが・・・
手順を追って説明すると

先ず、原型を作成します、それを、でかい旋盤のような機械にセットします、チューンと回して削ります、同時に7体、長さ2mまでなら削れます、8割位の完成度になった物を手仕事で彫って仕上げます

山のように原型になる像があります
ストックされているだけで、この5,6倍はあるでしょう

頭の上に機械に挟むためのブロックがついています
頭の上と、台座の下で機械に挟んでセットします

この機械なんですけどねー
実際に動いているところは見れませんでした
西ドイツ製だそうです

これが原型で

機械からの出来上がりに手を入れて

こうなります
ご覧のとおり、ほれぼれするお顔です
今まで、中国製は中国顔になったものなのですが、全く無問題どころか、背筋が伸びる出来栄えですね

多品種多量生産

多品種少量生産ならお聞きになったことがあると思いますが
実際に行われているのは多品種多量生産なのです

こんな感じで、なんでも出来ます

次回に続きます