スペインの若年層の失業率は42.8%だそうです
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=acPZxnsQCy88
日本の若年層の失業率は9.4%
大卒で就職できないのが大問題になっているけど、比べてみればスペインが洒落にならないのがわかる
スペインの治安がものすごく悪くなってきているのもわかりますね
「スペインの治安」で検索してみてください、何というか、ユーロの夢は夢だったということですかね
そのスペインですが、バブルの時に少子化対策で移民を大量に受け入れたのです
人口の10%位が移民になってしまった
それが、失業率を大きくさせている
日本も少子化対策で移民を受け入れろ、という主張をする人がいるけれど、これまことに勝手な言い分です
経済が調子のいい時は、労働力不足で移民が働き手になる、という理屈だと思いますが、経済の調子が悪くなった時には出て行ってもらうんでしょうか
この先、ひょっとしてTPPが批准されれば、人件費が日本の10分の1の国から、
大手を振って労働者が押し寄せてくる
その上に、移民も受け入れれば、当然、人件費は安くなる
そして、スペインのように、経済の調子が悪くなれば、失業率が跳ね上がる
経営者はリストラで首切りをすればそれで終わりだけれど、日本国内には、移民や若年層の失業者があふれかえる
これは、杞憂ですかね
僕は、先進国全体がデフレ傾向で、経済が縮みますから、人口減で案外とちょうど釣り合うんじゃないかと思ったりしますね
それと、日本より人口の少ない国でも、一人当たりの国民所得が日本より多い国はいくらもありますから、人口減イコール亡国じゃありません
平成18年 OECD諸国の一人当たり国内総生産(名目GDP)(米ドル表示:暦年)
順位 順位 単位:ドル
1 ルクセンブルグ 89,840
2 ノルウェー 71,857
3 アイスランド 53,446
4 アイルランド 51,421
5 スイス 51,306
6 デンマーク 50,791
7 アメリカ 43,801
8 スウェーデン 42,264
9 オランダ 41,020
10 フィンランド 39,796
11 イギリス 39,573
12 オーストリア 39,064
13 カナダ 38,978
14 オーストラリア 37,710
15 ベルギー 37,674
16 フランス 35,572
17 ドイツ 35,368
18 日本 34,252
19 イタリア 31,444
20 スペイン 27,925
上の表で、日本より人口が多い国はアメリカだけかな
人口が少なくても、日本より豊かな国は、実際にいくらでもあるんです
だまされちゃいけませんよ
ちなみに、中国のGDPは日本を抜いて2位になりましたが、内陸にいけば電気のきていないところが、まだ沢山あるんですよ
中国の一人当たりのGDPは、日本の10分の1位でしょう、(統計が信頼できればですが、実感としてはもっと低いと思う)
たしかに、中国にも1割位は金持ちがいますが、特権階級と沿岸部だけです
国のGDP比較は生活実感とは関係無いんです
移民を受け入れれば、当然に多言語多宗教になるのですが、現実問題として、イスラム系の人たちに協調性を求めることはできませんよ
僕はインド社会の苦しみを見てますから
「2010年12月9日(木曜日)
聖地バラナシで爆弾テロ:死者1人、日本人も負傷[社会]
北部ウッタルプラデシュ州にあるヒンズー教の聖地バラナシで7日夕、爆弾テロが発生した。PTI通信などによると、「アルティ」と呼ばれるヒンズー教の祈りの儀式に参加するため数千人がガンジス川岸に集まっていた中で爆発が起き、1人が死亡、外国人6人を含む37人が負傷した。けが人には日本人1人も含まれている。事件発生後、イスラム過激派組織「インディアン・ムジャヒディン」が犯行を認める声明を出した。
http://nna.jp/free/news/20101209inr001A.html
」
これですね
こういう状態のところでドカンとやるわけです
日本で言えば、靖国神社の御祭りの日に爆弾テロをやるようなもんですね
やはり、世界の様子が様変わりしたんだと思いますよ
歯止めが無くなってしまった
眼先のちょっとした利益のために、移民として外国の人を利用しても、先の先まで面倒みなければならないことをお忘れなく
調子が悪くなったら出てけということになったら、どのような反発を食らうか考えてみてくださいな
安心して子供を生んで育てることのできる環境を整えることは、いつの時代でも大切です
それが、人口を増やして、労働力を確保して、というロジックに、つながらなくても大丈夫なんですよ
人口なんか少なくても、一人当たりでみれば、日本はまだまだ伸びる可能性が大きいんじゃないですか