超限戦

大紀元日本 11/09/23 09:03

汪氏は、「超限戦」という新しい戦争の概念と戦略が中国の軍部内で呈示されていると指摘。この「超限戦」には、通常の武力戦のほかに、グローバリゼーション時代に特徴的な「戦争」である外交戦、諜報戦、金融戦、サイバー戦、文化戦、心理戦、メディア戦など様々な方法が含まれる。「今回の日本へのサイバー攻撃は彼らが世界に挑む『超限戦』の一環であり、非常規的な手段で自らの目論みの実現をはかっている」と汪氏は分析した。また今回の件から、「中国政府による世界範囲のサイバー侵入はかなり進んでいる」との見解を述べた。

http://www.epochtimes.jp/jp/2011/09/print/prt_d30592.html

いまどきの戦争は、正面きってやる正規戦がハードルが高いので、テロとかその他もろもろの手段を駆使して非正規戦をすることが多くなってきています

日本を代表する総合機械メーカー「三菱重工業」(東京都)が第三者からサイバー攻撃を受け、最新鋭の潜水艦やミサイル、原子力プラントを製造している工場などで、少なくとも約80台のサーバーやパソコンがコンピューターウイルスに感染していたことが18日、関係者の証言で明らかになった。
外部からサーバーなどに侵入され、情報を抜き取られていた痕跡も見つかり、同社は標的型攻撃によるスパイ行為の可能性が高いとして警察当局に届け出た。日本の防衛産業を狙ったサイバー攻撃の一端が明らかになるのは初めて。
関係者によると、これまでに感染が確認されたのは、「神戸造船所」(神戸市)、「長崎造船所」(長崎市)、「名古屋誘導推進システム製作所」(愛知県小牧市)などの製造・研究拠点8か所に、本社を加えた計9か所の約80台のサーバーなど。 

 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110918-OYT1T00734.htm 

(2011年9月19日03時15分 読売新聞)

まあ、中国は、戦争準備の演習のつもりでしょうかね
先日、三菱重工などが被害届を出したそうですが、これつまり、いままでずっとこんなことはあったのです
なにか、当局と相談があって被害届ということになったんじゃなかろうか、と思いますね

実は僕も何年か前、飽和攻撃の対象にされたことがあります
中国は、普通にいつもこんなことをやっている、ということです

僕は、Blogの記事で、比叡山の延暦寺の根本中堂に天皇陛下が参拝されたことを書いたことがあるのですが

ファイル 106-2.jpg
その時、一日に数万件を超えるアクセスがあり、ホームページが閲覧できなくなりました
電話が一気に大量にかかってきて、ずっと話し中になる、というやや原始的な手法ですな
ログを調べると「天皇」というキーワードが検索されていました
発信源は中国です
ま、これは、状況証拠なんでしょうけど
スマップやAKBがこのタイミングで、つまり、政治利用なんでしょうね
来年は中国の主席の交代ですから
近隣諸国と合理的な経済関係を求める一派と、軍事的な恫喝を方法論として採用する一派の争いらしいですけど
これ、ロシアでも似たような状況らしいですね
プーチンとメドベージェフ
日本国憲法の前文に
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」
とまあ、書いてはありますが、信頼だけでは生き残れそうにないのが、現代世界情勢ですね