脳科学と霊感

最新の脳科学の成果を知ると、いろんなことがわかってきます
子猫が生まれて、ずっと目隠しして育てると、失明してしまうんだそうです
子猫のうちに使わない脳の機能が失われるという、なんとも残酷な実験です

人間の赤ん坊については、まさかこんな実験はありませんが、実験用の機械の進歩で、だいたい4歳までに脳細胞が完成することがわかってきたらしい
つまり、4歳まで使わない機能は、退化するか、劣化するか、失われる

子育て中の方は、とにかく、かまってあげてくださいね
赤ちゃんがテレビを静かに見てるからほったらかし、とかしてると、脳の発育にはプラスになりません

ミラーニューロンというもがあり、これ、物まねで発達する脳細胞なんですが、これが十分に発達してないと、空気の読めない人になりがちだそうです
まあ、なかなか断定するところまで研究が進んでいないんですが、おおよその傾向は科学的に立証されてきてます
でまあ、人の痛みを感じない人間というのは、実際、大勢いるんですが、このミラーニューロンの未熟かもしれないと
だから、なんぼ啓蒙活動しても、人間の冷たさを克服することはできなくて、ニューロンを増やす何かをする他はない、ということになってきます
ミラーニューロンを増やすと、なにかいいことがある、という報告は無いようですから、道は険しいね

それで、4歳までに失われる脳の機能の話なんですが、いわゆる「霊感」もそうなんじゃないかと

テレビで、三輪さんとかがオーラの話をしているのを、皆が見てて、オーラをみる能力が失われずに、幼児の意識の上に登ることがあるのではないか
あるいは、霊と会話するとか、もろもろ、普通の社会生活の中で顧みられない超常識的なことが、マスコミなどで話題になることによって、「霊感」と対応する脳細胞が捨て去られずに発育を続けるのではないか

「霊感」は使えば使うほど強くなるもんなんです
だから、まあ、訓練で回復する、リハビリ対象にもなるね
加持祈祷も、拝めば拝むほど、力がついてくると言われますしね
これ、つまり、特定のニューロンが活性化するという理屈になる

子供のうちに、スポーツとか、音楽、ダンス、神経衰弱など意識的にやらせていると、当然、脳の特定部分の刺激にはなります

サイコロの目をコントロールするとか、オーラを見ようとするとか、スプーンを曲げるとかも、実は、使えば伸びる分野であったということになるのかも

僕は「過去の記憶がSuperpositionに存在していて、それを脳が呼び出している」という仮説を立てているのですが、まあ、前世の記憶とか、カルマとか、説明がつくからです
この常識の範囲を超えたところから呼び出す能力が、使わなければ失われるのではないか
呼び出し方を忘れてしまっても、過去が消滅したわけではないので、カルマの影響からは逃れられないということですね
呼び出せれば、少なくとも、克服するチャンスが与えられます
呼び出されることの無かった、無意識下のSuperpositionに影響され続ければ、なんでこんな目にあうのか、なぜこちらを選んだのか、など、わけのわからない納得のいかない運命に翻弄され続けます

いままでは、いわゆる宗教の範囲に収まっていた話題も、だんだんと科学の分野で扱えるようになるのでしょうね