章安大師画像 部分 江戸時代 長保寺蔵
561~632
灌頂、後に号して章安大師
幼時父を喪い、7才で出家 23才で天台大師の門下となる
天台三大部(法華玄義・法華文句・摩訶止観)、五小部(観経妙宗鈔・金光明経文句記・同玄義拾遺記・別行観音玄義記・別行観音義疏)などを筆録
流転三界中 恩愛不能断
棄恩入無為 真実報恩者
(欲界、色界、無色界の)三界の中を流転し、恩愛をよく断つことあたわず
恩愛を棄て無為に入るは、真実に恩に報いる者なり
棄恩入無為 真実報恩者
(欲界、色界、無色界の)三界の中を流転し、恩愛をよく断つことあたわず
恩愛を棄て無為に入るは、真実に恩に報いる者なり
諸法従本来 常自寂滅相
佛子行道已 来世得作佛
諸法は 本よりこのかた、常に自ら寂滅の相なり
佛子は道を行じおわって、来世に仏となることを得ん