御霊殿(おたまや)の調度 11 2012年6月22日2017年4月7日 • chohoji 紀伊徳川藩主御霊殿の藩主宮殿前にある、華瓶(けびょう)です 青銅の地金の上に塗金を散らしています 似たものに金箔押がありますが、金の付着が塗金のほうが強固で、摺れてもとれず、近くで見ればわかります 塗金は水銀を蒸発させる工程があり、日本では危険ということで、もう作る人はありません 像耳塗金散鬼面地紋青銅華瓶 江戸初期 紀伊徳川藩主御霊殿位牌宮殿前 地紋が顔になっているため、鬼面と呼ばれます 塗金が摺れていますが、これが340年位時代を経た塗金の様子です