日本最初のパイプオルガン

上御成門と紅葉

=豆知識=

日本最初のパイプオルガンを輸入したのが、紀州徳川家16代当主の徳川頼貞様です
東京の上野公園の片隅に残る、旧東京音楽学校奏楽堂(重文)に、今もそのパイプオルガンがあり、使われています

奏楽堂
http://chohoji.or.jp/wordpress_blog/2009/07/02/blog-pos-74/

「奏楽堂の華は華麗なるパイプオルガンです。徳川頼貞侯爵が創建した南葵楽堂のために、大正3年(1914)に英国アボット・スミス社に発注されましたが、第一次世界大戦のため完成は大幅に遅れました。大正9年(1920)11月に披露演奏会が開催され、わが国初のコンサート用オルガンとして注目されましたが、その後の大正12年(1923)の関東大震災で南葵楽堂が破損し使用不能となったため、昭和3年(1928)に頼貞氏より東京音楽学校に寄贈され、同奏楽堂に移設されました。」
旧東京音楽学校奏楽堂ホームページより抜粋
http://taito-culture.jp/history/sogakudo/japanese/sogakudo_03.html

動画で解説されています