それぞれ、私が撮影した写真です
仏様は、皆、微笑んでいます
インド サールナート博物館 初転法輪の釈尊
サールナート博物館では、現在は内部の撮影は完全に禁止されていて、「初転法輪の釈尊」の写真は大変貴重なものになってしまいました
展示されている仏像のなかでも別格の存在です
この仏像だけ、個室に展示されていて、インドの人たちが行列をつくって参拝しています
インド ブッダガヤ大塔 降魔の釈尊
釈尊が悟りを開いたところに建てられた、ブッダガヤの大塔の内部に安置されている仏像です
タイ式かな
陸続きなので、現在のインドでは上座仏教の影響が強く出ています
タイ ワット・ポー 涅槃仏
タイのワット・ポーの巨大な涅槃仏(長さ46m、高さ15m)です
大きすぎて、うまいこと撮影できません
インドネシア ボルブドゥール 微笑む釈尊
実は、今年の春にインドネシアに行ってきました
インドネシアは、ほぼイスラムで、ほかにバリヒンドゥーがありますが、仏教は無くなってしまっています
インドでもそうですが、仏教はヒンドゥーに埋没してしまうのです
ヒンドゥーでは、釈尊も数ある神様の一つですから、問題ないという立場です
仏教とヒンドゥーの決定的違いは、仏教では「空」を説きますが、ヒンドーゥーには「我」しかないことです
日本の神道と仏教は仲良くやっていますが、やはり、そこのところは違います
「空」は、哲学的立場であるともいえます
触ることも、見ることもできませんから
今、モニターを見てらっしゃいますよね、では
パッと目をつぶってみてください
その間に、モニターは月の裏側に飛んでいってます
なわけはないのですが
見てないから、わかりません
わからないけど、ある
それが「空」です
だからどうした、とおっしゃるかもしれませんが、
我々は感覚器官を通じて外界を認識して脳内に再構成しているのです
ですから、実際は、脳内世界を生きているわけです
で、真実の世界は、感覚器官で感じる前の世界なわけです
脳内世界が「色」
真実の世界が「空」です
脳内世界の「色」は、脳の数だけあることになって、対立、独善、妄想、など自動的に生み出される原因になるのです
「我」と言うこともできます
つまり、不幸の原因です
じゃ、「空」はどうなっているのか、ということですが、見たり触ったりする前の世界ですから、絶対に説明することができません
でも、そこにある
「空」を感じることは、つまり、真実の世界を感じることです
お釈迦様は、その方法を見出したから、悟りを開いたわけです
その、第一歩は「微笑むこと」です
こちらどうぞ
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