微笑んで
呼吸に意識を集中します
その息を数えます
静かに息を吸って、吐くときに、ひとーつ
また吸って、吐くときに、ふたーつ、という具合に
10まで数えたら、また、1から数えます
ただそれだけです
それが、数息観です
ただそれだけ、というのが、実は難しいのです
つまり、考えちゃいけません
それを、禅宗では、不立文字(ふりゅうもんじ)と言います
密教は、果分可説(かぶんかせつ)と言って、修行の結果(果分)がどうなるか、について説くことが可能(可説)という立場です
いずれにしても、仏教では、無意識の領域が大切なのです
ただ、無意識が大事なだけなら、昼寝で間に合います
そこはやはり、数息観は昼寝とは違います
覚醒した状態で、無意識にアクセスしたいわけです
なんでもない呼吸なのですが、その呼吸に意識を集中することが、深い意味を持っているのです
瞑想のやりかたそのものは単純です
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http://www.chohoji.or.jp/shousei/saloon.htm
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