長保寺 国宝多宝塔(1357)
木造建造物は、文化庁の基準で50年に一度程度の頻度で補修の必要性が検討されることになっています
今回は平成24年(2012)に修理されましたが、前回修理の記録は昭和3年(1928)ですから84年ぶりの修理をしたことになります
かなり、持ちがいいです
この多宝塔の場合、瓦と垂木の一部と野地板は補修で取り替えられていますが、あとは、ほぼ完全に創建当時の木材が使われています
野ざらしで657年です
きちんと造られた木造建造物の耐久性の凄さがわかります
こちらどうぞ