釘隠

長保寺客殿座敷(和歌山県指定文化財) 打出桃果釘隠 安永8年(1779)

部屋のぐるりに使われています
桃には魔よけの意味があり、部屋を結界する意図で桃の意匠を使ったようです
桃の葉を煎じた煮汁は汗疹に効果がありますが、強い殺菌力が魔よけを連想したのかもしれません
御霊殿には、これとは違った意匠の釘隠が使われています