阿弥陀如来来迎絵図 部分 江戸時代
これは、阿弥陀様が臨終の時に信者をお迎えにくる姿です
お彼岸のときなど、日頃、阿弥陀様を信じて念仏をお唱えしていると、臨終の時に、このような姿で阿弥陀様がお迎えにいらっしゃいます
阿弥陀様の眉間の白毫(びゃくごう)から光を放って、信者を照らします
右側の、手に蓮台を持つ菩薩は、観音菩薩
この蓮台に信者を乗せて極楽に行きます
左側の菩薩は勢至菩薩
観音が慈悲、勢至が智慧の働きを表しています
この掛軸は、今も長保寺の法要で使われています