仏教の基礎知識

いいことをする人は、いい人
わるいことをする人は、悪い人
だから、いいことをしましょう
仏菩薩を尊敬し
八百万の神を尊敬し
イエスキリストを尊敬し
アラーの神を尊敬し
自分を信じる
輪廻転生はある
因果応報はある
神々と先祖の助けはある
努力は報われる
いつか仏と等しくなる
慈悲と智慧己を忘れて他を利するは、慈悲の極みなり  解説付き合いのあるアメリカ人が、仏教徒になるかもしれないというので、わかりやすく仏教の基礎知識を伝えました
まあ、なにかの参考にしてください いいことをする人は、いい人
わるいことをする人は、悪い人
だから、いいことをしましょう
これは、七仏通戒偈諸悪莫作 悪い事はしない。
衆善奉行 善い事をする。
自浄其意 すると心は清らかになる。
是諸仏教 これが仏様の教えです。

なのですが他人の悪口を言っても、偉い人にはなれない
偉い事をする人が、偉い人であるという事でもあります
また生まれによって偉い人ではない
行いによって偉い人なのである(法句経)という意味でもあります 仏菩薩を尊敬し
八百万の神を尊敬し
イエスキリストを尊敬し
アラーの神を尊敬し
自分を信じる
世界のどこに行っても、これで誰とでも友達になれます正月に神社に初詣をし、結婚式は教会で、葬式は寺
これで、全然オッケーということです信じるに値する自分になる努力が必要だ、ということでもあります難しく言うと、天台本覚思想です
一切衆生悉有仏性(涅槃経)
生きとし生ける者に、すべて、仏となる性質がそなわっています

朝起きて、誰かが代わりに便所に行ってくれるわけではありません
腹が減って、誰かが代わりに飯を食ってくれるわけでもありません
生きていくのは自分なのです 輪廻転生はある
因果応報はある
神々と先祖の助けはある
これは、古代インドから普遍的な教えです輪廻転生は、臨死体験や退向催眠、前世を記憶する子供たち、などによって実証されつつあります因果応報は、輪廻転生とセットです神々と先祖の助けには、仏菩薩も含まれます助けるのに条件のある神様もいます

キリスト教は、契約した者だけ助けます(新約聖書の約とは契約のことです)
阿弥陀如来は念仏(南無阿弥陀仏)を唱えなければなりません
観音様は念じなければなりません(念彼観音力)
お釈迦様は、なにもしなくても救ってくれます
毎時作是念、如何令衆生、得入無上道、速成就仏身(自我偈)
つねに自らこの念をなす、如何がして衆生をして、無上道に入ることを得しめ、速やかに仏身を成就せしめんかと
ご先祖様も、だまっていても助けてくれています  努力は報われるヒンドゥーとの違いは、
「いいことをすれば来世に良い所に生まれる」ヒンドゥー
「来世まで待たなくても、努力は報われる」仏教
です いつか仏と等しくなる努力の結果、仏と等しくなります汝是當成佛。我是已成佛。 常作如是信。戒品已具足。
汝は、まさにこれから仏となる
我はすでに仏となれり
常にかくのごとき信をなせば
戒はすでに具足している(梵網経)いつか仏となる、と信じていれば、全ての戒律は自ずと身に備わります
誰も見ていないところでも、いいことをするようになります

タイとかミャンマーの清らかなお坊さんと比べて、日本のお坊さんは堕落していると考えている人がいますが、中身を見ることをお忘れなく
妻帯し酒を飲み、肉を食べても、立派な人は立派です 慈悲と智慧慈悲だけでもいけません
智慧だけでもだめです両方、いつも必要です「仏教は哲学だ」とも言いますが、慈悲が必要です仏教の中心に慈悲を据えたのは伝教大師、最澄です己を忘れて他を利するは、慈悲の極みなりこれだけわかっていれば十分です