長保寺本堂 勤行次第 

 前方便

 総礼伽陀

 法華懺略文 自行

 法華経訓読 自行

 円頓章 本覚讃 舎利礼 自行

 後唄 

 金輪加持 諸真言 祈願

 回向


心を鏡にたとえると

鏡を磨いてピカピカにすれば、法界が自然と写るようになる

法界はすでにある
鏡を磨きさえすればいい

鏡を磨くには
止観を修す 塵芥は執着によって生じる

心一境性を得るには
数息観を修す 呼吸に意識を集中すれば心のさざなみが静まる

鏡に何が写るのかといえば
無限広大な慈悲が写る
大慈悲には我が無い 空である すべてと繋がっている
ここのところを、ややこしく考えすぎるので、全然わからなくなる

したがって
出入の息に大慈悲を観ずれば、成就の相となる

経典読誦は、法界のイメージを言葉で表現する
三密加持は、潜在意識の表象で表現する

ただ どちらにしても
大慈悲の感触がなければ、形骸化したうわべだけのものになる

よって
とことん大慈悲を観ずればよい、ということになる
大慈悲以外のものは、全て「魔」である

 


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