御霊殿(おたまや)の調度 8

 

長保寺の紀伊藩主御霊殿の障子です


腰板の部分に襖紙が張ってあります
この御霊殿だけに使用されている意匠です
現在の腰張は、平成四年の修理の時に江戸初期と同柄のものを再現しました

地味な柄ですが、薄暗いお堂でみると、柄の部分が浮き立って見えます
堂内で使用することを計算した意匠です



双葉葵型押本鳥子障子腰張  平成四年修復


双葉葵型押本鳥子障子腰張 拡大

 




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