2010/12/14

考え方を変えました

福州のホテルから見た街並

福州の夜の街の様子

廈門 (あもい)のホテルからの見た街並

福州は関空から直行便で2時間25分です



日本で中国について様々に伝えられていますが、つまりは、大きすぎて一部分しか伝えられていないのです

中国では街によって、日本人の感覚で言えば、別の国になります
覚めた目で中国を見ても、謙虚に言いますが、おそらくは一部分しか当たっていません
資源やエネルギーの限界や、経済格差、環境破壊、民俗問題、言論の自由、と数えれば弱点はいくつもありますが、ある街にはあてはまり、ある街には当てはまらないというのが現実でしょう
14億の人口を抱える国が発展を欲しているという状況は、人類史上、前代未聞です

今回はお寺の用事で福建省に行きましたが、ほぼ台湾の向かい側で台湾文化との同化が進んでいて、極めて急速に発展しています
今の日本の25歳以下の人は高度成長とかバブルとか聞いたことがあっても経験したことはないですから実感が全くわからないと思いますが、中国には巨大なバブルが進行しています
日本のバブルの時代を思い出します
バブルとはどんなものか経験したければ、今の中国に行くことをお勧めします

当然ながら、旅行者であっても、様々な矛盾、不条理を目にすることはありますが、それを超えて躍動するバイタリティーを感じます
これで4回目の中国なのですが、変化に加速度がついている感じです
前回行ったのは13年前ですから、様変わりしても当然なのですが

元気をもらう、というよりも、圧倒されます
ふと、日本人はいつからこんなにもジョボクなってしまったのかと思います
自分のショボさを自覚しなければ、もはや覚醒することはないのではないかと思います

古代ギリシャも、古代ローマも、大航海時代のスペインも、大英帝国も、没落していったのですから、日本がこれから没落しないという保証は有りません

ボヤボヤしてらんないぞ、と思いますね






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